2011年10月10日月曜日

対談 !! Part3

好評いただいている対談シリーズも今回で最終回。
では、お楽しみください〜













*いままで行ったなかで記憶に残っているパーティ、DJは
R WOMBでやってたTime Sentiveです。ケンイシイとジェフミルズがプレイしてた。

H ってか、あんたら違う意味で楽しかったってやつね!!(笑)この不良が!

R あとは、5〜6年前エイトホールにきたジョンディグウィードかな。あの夜は間違いなくスゴかった!後半にかけての畳み掛ける展開。いままでジワジワしてたのに、ある時間を境に急に狂ったかのようにドSの選曲になってスゴいとこに持ってかれた。

H あれはほんとうにスゴかった!金沢のとある重鎮の方もまさに同じこと言っていたよ。
僕のほうは、10年ほど前にみたデビッドモラレスとロジャーサンチェスかな。今はすっかり両者ともコマーシャルっぽくなってしまったけど、あのときは、音楽の域を超えて、ブースに立つ姿が存在感というか、超肉体的というか、オーラがスゴかった!!ミックスする姿がめっちゃカッコ良かった!

R あと、瀬名高原であったレインボー2000も。まさにカルチャーショック!!リッチーホウティンやヨージがきてた。





H そう、僕も一時期、あのレインボーをきっかけでレイブカルチャーに傾倒してたときがあった(笑)いまはすっかりだけど。。。


*金沢に来て欲しいDJは?
R 気になるのは、Dixon、AME、ニックファンチューリ、Kozeかな。。

H 僕は、ヴィクターカルデロンとかCarlo Rioとか、力強いグルーヴでグイグイ行く感じの。


*DJをやっていて楽しいことはなんですか?
H もちろん、DJしていてフロアに楽しそうな雰囲気があるときですね。あとは、クラブを通してひとつになれるというか、いろんな交流が生まれることですね。

R DJというかクラブの魅力は友人達が集まって、酒を飲みかわして踊ってくれることが僕にとって一番嬉しいことですし、楽しいですね。


*お二人のこれからの活動は?
H 地元を中心に活動していきたいですね。多くのDJの皆さんは、ある節目になるとみんなDJを辞めていくんですよね。それは悲しいです。自分のペースで長くゆっくり、歳を重ねてもDJをやっていきたいですよね。あと、僕もリトも、金沢で古くからやられている先輩方々からの恩恵を受けてる部分も本当に大きいですから、そこは決して忘れず大事にしていきたいと思います。

R 感謝とリスペクトを忘れずにということで(笑)
何歳になっても音楽には携わっていきたいですね!音楽やクラブを通じて繋がる人は繋がりますしね。


*最後にお二人にとってハウスミュージックとは?
R 「粋」 ですかね。

H 「恋人」 です。





おわり













〜あとがき〜
by O-suke teramoto

若干30代前半の若者ふたりがここまで深い「熟成された音楽論」を論じるとは思いもしなかった。その音楽論の深さは彼らが音楽を通じて作り上げるコミュニティとネットワークの広さを十分に納得させるものに仕上がっていた。感性や感覚だけが先行し、何事にもパフォーマンスという表現が往来する現代社会においてひとつの物事に対してこれほど「理論」と「骨組」がしっかりと形成された彼ら二人の音楽に引き寄せられる人々は少なくないはずだ。

終止、笑顔で答えてくれた、二人の実直で透明感のあるダンスミュージックに対する思いは、今からDJを始めようとする若者にとっておおきな励みになるに違いない。音楽を通じて知り合える仲間や空間を最も大切にしながら活動している彼らのスタイルを40歳50歳になっても見てみたいものである。
















Hizak

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